大分県玖珠郡玖珠町字日出生
Road Map :大分自動車道を玖珠ICで下りてR387を北上し、
日出生ダムに向かう。
Route Map:滝見遊歩道入口から第一展望台を経由して滝壺展望台
を往復する。
『日本の滝百選』 2ヶ所の展望台から大瀑布を見ることが出来た。
ウィキペディアから
落差83m。 かつては鎮西第一と賞されるほどの豪瀑であったが、
日出生ダムの建設に伴う滝落口周辺の大規模な開発によって著しく
景観をそこね、往時の面影を残していない。 名勝耶馬渓に含まれ、
「西椎屋の滝の景」として耶馬渓六十六景のひとつに数えられている。また、東椎屋の滝、福貴野の滝とともに「宇佐の三滝」と言われる。
西椎屋の滝
山奥の秘境で無いと見れない様な豪快な滝を遊歩道を歩くだけで
見られた感じがした。
〔093〕西椎屋の滝 (落差83m)
にししいやたき
散策時間:往復29分
R387沿いには滝への道標があり日出生ダムの堰堤に向けて車を
走らせると堰堤から更に奥に遊歩道の入口と無料駐車場がある。
日出生ダムから更に林道を進むと売店の前に広い無料駐車場があり、売店の裏側から遊歩道が伸びていた。 10時55分に遊歩道に入る。
日本の滝百選の殆どが観光の目玉にされており、ここも例外ではなかった。 展望台までは100mの距離表示があったが、これは上の展望台の話しで滝壺の展望台までは更に大きく下って行く必要があった。
直ぐにお宮が建っている上の滝見展望台に着く。
簡易舗装された広い遊歩道を下って行く。
上の展望台からは大瀑布を目の前に見ることが出来るが、常緑樹が茂り下半分が見えない。
かなりの勾配で下って行くので観光客には辛いかも知れない。
上の展望台から更に遊歩道を下って行く。
樹木の間から滝が見え出した。
遊歩道は擬木の階段で整備されているが、
落石、落ち葉が多く、結構荒れていた。
12分程で滝壺の滝見展望台に着く。
大瀑布は目の前に見ることが出来た。
豪快な滝音を発している落差83mの直瀑 ”西椎屋の滝”
上流にあるダムのことを忘れれば真に秘境に隠れている大瀑布に思える。
大きな滝壺は180度、岩壁に囲われており滝音が轟いていた。
この周辺の滝壺は綺麗なのか汚いのか判らない色をしている。
山奥の滝とは一味違う。 これ以上、下りる道はなさそうなので、
滝壺へ行くのは諦めて引き返す。
滝口を見ると一段ある様だが、これ位なら直瀑と呼んでも良いのかな。
400段あると言われている地獄の階段を戻るが
山歩きと比べれば楽なもんである。
崖っぷちの遊歩道を戻る。 柵の下側は90度を超えた
100度の絶壁になっており、覗くと歩くのが怖くなる。
'16年度の年九州の滝巡り